ウサギ雑学(メンタルヘルス)
kagoha0804@outlook.jp
あごすりブログ
◎最も古いウサギの化石は( ̄︶ ̄)↗ 約5,000万年前、モンゴルと中国の地層から見つかっています。
( ̄︶ ̄)↗ 約5000万年前!?ってどんな感じだったんだろうね~
地球はさ、恐竜は鳥類以外絶滅している時代だったんだよ。
地球全体で気温は高めで湿度も高かったみたいなんだ。
アフリカと南アフリカは完全に離れ、アフリカと南極大陸も大きく離れていただよ。今とは全然違うね~。ヨーロッパと北アメリカはまだ陸続きの状態だったよ。南極とオーストラリアも一つにまとまっていたんだ。哺乳類まんてまだ、原始で小型のものが多かったんだよ。
◎3,000万年前のアジアの地層からは、現在の「ナキウサギ」とほぼ同じ形をした化石が見つかっています。
ちなみに、3,800万年前のウサギ( ̄︶ ̄)↗パレオラグスの骨格は現在のウサギ科の骨格とそっくりだそうです。
( ̄︶ ̄)↗ 「パレオレグス」ってなんだぁ~?
パレオラグスというのは、およそ、3,000万年前の北米の草原に棲んでいた古代の絶滅種なんだ。絶滅しちゃってるんだね~。
25㎝位の大きさで、開かれた森林などで生活していたんだって。
◎約500万年前にはナキウサギ科ナキウサギ属が現れます。北アメリカやヨーロッパで化石が見つかっていることから、ナキウサギ属は約500~200万年前の間に生息範囲を北アメリカ、ヨーロッパへと広がっていったことが分かります。
◎紀元前約1,100年(日本では縄文時代)のイベリア半島(ヨーロッパの南西、地中海の西端に位置する)に「アナウサギ」がいたことが分かっています。当時、フェニキア人(地中海交易で栄えた民)が東地中海沿岸から、イベリア半島に進出したときに、故郷の動物に似たアナウサギを発見しました。
◎紀元前750万年以降(日本は奈良時代)のローマ時代に、ローマ人がイタリアに「アナウサギ」を持ち帰り、食用として飼育を始めます。
◎11~12世紀に入ると、修道院で本格的に「アナウサギ」が飼育されるようになりました。
◎13世紀にはイギリスで、15~16世紀にはヨーロッパ全土で飼育されるようになりました。
◎日本にも( ̄︶ ̄)↗「二ホンノウサギ」、「エゾナキウサギ」、「エゾユキウサギ」、「アマミノクロウサギ」「トウホクノウサギ」といった野生のウサギがいます。 ◎「エゾナキウサギ」は約160万年前(日本列島は、陸続きになっており、マンモスやナウマンゾウ、オオツノジカなど大型動物が生息していた)の氷河期にサハリンから北海道へ入り込んだウサギです。また、「ユキウサギ」の先祖も同じ時期同じルートで北海道に入り込みました。 ◎「二ホンノウサギ」の先祖も氷河期に日本にやってきました。 当時陸続きだった朝鮮半島から本州、四国、九州と各地に広がっていきました。 ◎一方、「アマミノクロウサギ」は今も約1000万年前の先祖とほとんど同じ姿をしています。 ◎17世紀頃、ウサギはオランダから日本に渡来します。 ◎明治以降、軍事主義に伴い、ウサギは毛皮は衣料、肉は食用として利用されていきます。 ◎大正時代にはイギリスから「アンゴラウサギ」が輸入され、昭和初期には日本各地で品評会が開かれました。昭和17年ころにはアンゴラの飼育頭数が世界一になったそうです。
( ̄︶ ̄)↗ それぞれのウサギはどんなウサギだったのかな?
【二ホンノウサギ】
・日本の固有種(固有種とは特定の地域や国のみに生息している生物や亜種)なんだよ。
・体長は45~54㎝体重は1.3~2.5㎏程で、全身の毛は褐色で腹部は白色をしているんだ。耳の先端は黒い体毛で覆われているよ。東北地方や日本海側の積雪地帯に生息する個体(トウホクノウサギ)や佐渡島の個体群(サドノウサギ)は冬には全身の毛が白くなるんだって。
【ナキウサギ】
・体は小さく、一見ネズミやハムスターのような姿をもつっているんだ。短い四肢と丸い耳、短い尾を持っているよ。
・サイズは種によって異なるんだけど、体長18~20㎝、尾は2㎝弱、体重は75~200gくらいかな。
ナキウサギは昼行性または薄暮性で、通常は昼間のほうが活動的なんだって、アナウサギとはちょっと違うね。
【アマミノクロウサギ】
大正10(1921)年に天然記念物指定となったんだ。奄美大島と徳島のみに生息している1属1種の日本固有種だよ。
・現在生息しているウサギ科のなかで最も原始的な体型をしていて、中南米の「メキシコウサギ」、南アフリカの「アカウサギ」とともに生きた化石といわれているんだ。すごいよね~。
・全身が黒褐色の縮れた粗い毛で覆われているよ。体長は47㎝、体重は2㎏、目と耳が小さく鼻や尾は短いよ。
・手足は短く、前足の1~2㎝ある爪はよく発達していて穴を掘るのに適しているんだよ。後ろ脚はばねがきかないけどね。夜行性なので動きはのろい。このウサギもアナウサギとはちょっと違うな。
ウサギの化石はヨーロッパの地層より古いアジアの地層から見つかっていたのですね。ということはウサギの先祖は・・・アジアから世界にひろがっていったのかなぁ?