ウサギの体

ウサギの体雑学(耳)

kagoha0804@outlook.jp
[:ja]

ウサギの耳について

◎耳は大きく分けて、(o゚v゚)ノ「外耳(がいじ)」「中耳(ちゅうじ)」、「内耳(ないじ)」の3つに分かれています。
(o゚v゚)ノ なんとなく聞いたことはあるんだけどなぁ~

「外耳」というのは「耳介(じかい、耳の穴から外側の部分)」と「外耳道(がいじどう、耳の穴と鼓膜をつなぐ管)からなっている部分で外耳道の一番奥に鼓膜があるんだ。
・鼓膜から奥が「中耳」で、骨に囲まれた鼓室と呼ばれる小部屋から成っているよ。
・「内耳」は「中耳」のさらに奥で、骨に囲まれている部分だよ。

聴覚に関わる「蝸牛(かぎゅう)」と「三半規管(さんはんきかん)」から成っているんだ。 そと(外)、なか(中)、うち(内)となっていくんだね。わかりやすいネーミングだね~。

ウサギの品種によって耳の形がちがう?!

◎ウサギは品種によって耳の長さや大きさ、形状が違います。たち耳のウサギや、垂れ耳のウサギ、アナウサギの種以外のナキウサギの種ではハムスターのように耳が小さく短いこともあります。

<ホーランドロップ>
目の真横に耳がついています。耳は垂れ下がっているのが特徴です。

<ネザーランドドワーフ>
耳は短く、頭の上に直立し厚みがあり、毛が充分に生えています。耳の先端は丸みがあります。

Σ(っ °Д °;)っギネス記録に載った?!イングリッシュロップ】
・イングリッシュロップの耳は垂れ下がり、体に接しています。長さは少なくても約53㎝あり、幅は耳の長さの約1/4程あるのです。
ギネスに登録されているイングリッシュロップは、なんと!片耳の端から、もう片耳の端まで79㎝もあったそうですよ。

気をつけたい、ウサギの耳の病気

① 外耳炎
「耳介」から鼓膜までの場所に細菌や真菌などが感染し炎症がおこる病気です。
ウサギは耳を後ろ脚で掻いたり耳をこすって手入れをしますが、爪が伸びすぎていると耳を傷つけてしまうことがあります。傷から細菌感染が起こることがあります。


②中耳炎
「鼓膜」から「内耳」までが細菌感染を起こす病気です。
外耳炎から「中耳」に細菌感染が広がります。「耳管(じかん)」は鼻とつながっているため、鼻炎を起こしていると「耳管」を通じて「中耳」に細菌感染が広がることもあります。


③内耳炎
「三半規管」や「蝸牛」といった器官のある場所が細菌感染を起こす病気です。
ウサギでは「斜頸(しゃけい、首をかしげているように頭が傾く症状)」がみられることがあります。その多くは「内耳炎」が原因となっています。


④耳垢の蓄積
少しドロッとした粘り気のあるワックス状の耳垢が溜まることがあります。
ロップイヤー種は耳が垂れ下がっていて通気性が悪いため、耳垢が溜まりやすいといわれています。耳垢がひどくなれば、「外耳炎」などの原因にもつながっていきます。


⑤耳のケガ
尖ったものに引っかけたりし、耳の一部が切れてしまうことがあります。小さな傷でも耳を振るため、圧迫止血でも血が止まりにくいので、細菌感染を防ぐためにも病院で診察を受けることも検討が必要です。

⑥耳血種
血液が溜まって「耳介」が腫れあがる病気です。
「外耳炎」などで痒がっていると、毛細血管を傷つけ、「耳介」の内部で出血が起きて腫れます。原因の病気がある場合は、病院を受診しましょう。

ウサギの耳を観察してみよう

◎元気なウサギの耳は、ピンク色をしています。なんらかの病気で血液の循環が滞ると紫っぽく見えることがあります。
◎耳の温度が普段より冷たすぎたり、熱すぎたりするときは具合が悪いサインかもしれません。
◎耳を痒がってしきりに頭を振るような場合は、神経症状の可能性もあるので、すぐ病院へ受診しましょう。
うさカッチュ
うさカッチュ

耳でウサギの気持ちが分かることがあるんだね。人間には聞こえない音も聞こえるみたいだし、

大好きなウサギさんの耳についてもちょと観察してみようかな♪

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あごすりブログ
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ウサギの飼い主
飼い主歴:38年 今まで4品種のウサギをお迎えしました 静岡県在中 1979年生まれ
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