ウサギの体雑学(歯)
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あごすりブログ
【耳ダニ症】
◎o(≧口≦)o「ウサギキュウセンヒゼンダニ」の寄生によるものです。
o(≧口≦)o なに?どんな虫なの?細菌とはちがうよね?
・ウサギの耳に入り込むダニのことだよ。耳疥癬(みみかいせん)なんても呼ばれているんだ。
・こいつは疥癬ダニの一種で、皮膚の下に穴を掘って産卵するよな特徴があるよ。
・成虫は、メスで0.40~0.75mm、オスは0.37~0.5mmくらいあるんだ。ライフサイクルは3週間くらいだよ。
怖いよね~
◎耳の表皮の深い部分に寄生して起こる病気です。
◎「ウサギキュウセンヒゼンダニ」が耳介や耳の入り口に寄生すると、ダニやダニの糞、はがれた皮膚からにじみ出た血液成分などで厚いかさぶたが作られます。
◎寄生されると、ウサギは痒がり痛みを伴うこともあります。後ろ足で耳を掻いたり、落ち着きなく頭を振る動作が見られます。
症状が進行すると、かさぶた状のものが耳介にも厚く広がっていきます。
◎炎症は胴体にも広がり、脱毛、かゆみ、フケなどがみられます。もっと症状が進むと、二次細菌感染を起こし「斜頸(しゃけい、首が片側に傾く)」を発症します。
◎「ウサギキュセンヒゼンダニ」はウサギの体を離れても生きていられるので、ウサギの治療をすると同時に飼育環境を衛生的にすることも必要です。
◎「ウサギキュウセンヒゼンダニ」が寄生しているウサギとの接触を避け、飼育環境を清潔に保つことが重要になります。
【ノミ】
◎ウサギには「ネコノミ」と「イヌノミ」が寄生します。
◎犬や猫などと接触があったり、特に夏場、屋外を散歩させるときに寄生します。
◎無症状ですが、軽いかゆみ、二次的に細菌性皮膚炎になるなどさまざまです。
重度な場合には貧血や死亡することもあります。
◎予防には、ノミに寄生している動物と接触させないようにします。ウサギ以外に、屋外に散歩に出る動物を飼っている時は、その動物のノミの駆除も同時に行いましょう。
【マダニ】
◎特に野外で飼育された個体にみられ、全身に寄生します。
◎草むらに生息しているため、屋外に散歩に連れていき草むらに入ったときに寄生される可能性があります。
◎吸血した「マダニ」は赤黒色の豆粒大に膨れ、吸血による貧血と吸血の際のダニの唾液中に含まれる物質がアレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。
◎「マダニ」の口には返しがついており、皮膚に取り付いています。無理に取ると皮膚に取り付いている口が残ってしまうため、動物病院で処置してもらいましょう。
【ハエウジ症】
◎ハエの幼虫が寄生することによって起きる病気です。
◎屋外飼育の個体にみられ、夏から秋にかけて多くなります。室内飼育のウサギでは寄生の可能性は少なくなります。
◎湿性皮膚炎を起こしていたり、尿漏れや下痢などによって不衛生な状態、肥満や後躯麻痺(こうくまひ、腰から後ろをうまく動かせなくなる症状)などでグルーミングができない状態、傷口などがあると寄生されやすくなります。
◎皮下に寄生するため皮膚が盛り上がります。数多く寄生されると、局部の重度の皮膚炎や壊死(えし)、体重減少、衰弱などがみられます。
後躯麻痺など、ウサギが自由動けないような病気の末期に発症すると死亡することもあります。
◎湿性皮膚炎や外傷のあるウサギの散歩は控えましょう。
◎肥満を防ぐなど、健康状態を維持するように心がけましょう。
衛生的な環境づくりは大事なんだね。ウサギはきれい好きだから、きれいで住みやすければストレスも少なくなるかもね♪