ウサギの体雑学(目)
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あごすりブログ
◎「皮膚」は全身の表面を覆っています。外界の影響から体の内部を護る装置として大きな役割があります。それだけではなく、「触覚」、「温度覚」、「痛覚」を知るための感覚器としての機能を持っています。
◎ウサギの皮膚は、表皮が薄く損傷しやすい特徴があります。
◎水から皮膚を護るオバーコート(上毛)が少なく、アンダーコート(下毛)は水を含むと交わりあって乾きにくいため、入浴などはなるべく行わない方が良いでしょう。
◎ウサギは高湿度に弱く皮膚疾患になりやすくなります。
◎「皮膚」には「汗腺(かんせん)」、「皮脂腺(ひしせん)」、「乳腺(にゅうせん)」などがあります。
◎ウサギはo(≧口≦)o①「真皮」の「膠原繊維(こうげんせんい)」や
o(≧口≦)o②「汗腺」の「アポクリン腺」や「エリクリン腺」が少ない等の特徴があります。
◎ウサギの「皮脂腺」はパーダー腺とも呼ばれ、涙腺の瞬膜腺(しゅんまくせん)や副涙腺で脂肪を分泌しています。涙が白い場合などは、この「皮脂腺」による分泌が原因の可能性もあります。
o(≧口≦)o?なんかむずかしい言葉がいっぱいでてきたなぁ~?
①・「真皮(しんぴ)」というのは表皮の下にある、皮膚組織の大部分を占める層をいうよ。血管や神経が通っていて、皮膚や被毛に栄養を供給しているんだよ。
・「膠原繊維(こうげんせんい)」というのは、「真皮」の「結合組織(組織や器官の間を結び、すき間を埋めて支える組織)」を構成する、強靭な白い繊維性タンパク質のことをいうよ。
・「真皮」の70%を占めていてね、コラーゲン繊維とも呼ばれていて引っ張る力に抵抗する働きがあるんだって。
だから、これが少ないウサギは皮膚が薄く、すぐに傷つきやすいのかなぁ~。
②・「アポクリン腺」は大汗腺とも呼ばれているよ。
動物にとって「アポクリン腺」は、仲間同士の確認や異性をひき付けるフェロモンのような役割があるんだ。ウサギには肩や背中、脇腹などの体の前の方にひろがっているそうだよ。
・「エリクリン腺」は体温調節のために汗を分泌する汗腺だね。人には全身のほとんどにあって、日本人は全身に約200万~500万個存在しているんだって。
・犬や猫なんかは肉球や鼻先にのみ存在しているんだ。それだから、体温を下げるための汗腺は人よりも圧倒的に少ないってことだね。
でもさ、ウサギは肉球もないんだから、なおさらだよね。