「日々悠々と」
kagoha0804@outlook.jp
あごすりブログ
不快な表現がある場合があります。ご了承ください。
「おもいあて」
どれだけ生きていたいと願っても
自分がどのくらい生きるかなんてわかるはずもない
どれだけ生きていてほしいと祈っても
大切な人とどのくらい一緒にいられるかなんてわからない
神様だってそんなこと 保証してくれるわけではない
嗚呼何もわからないことへの不安が積もっていく
生まれてしまえば終わりは必ずあるというのに
この世界との別れに私は恐れを感じてしまいます
大切な人と離れなければならない寂しさが積もっていく
それならば私は勝手に想像しよう
人生で最後に見る夢では 私は綺麗な花畑を
感動しながら目を輝かせて歩く
人生で最後に見る夢では 澄んだ大空を
両手いっぱい広げて自由に飛ぶ
人生で最後に見る夢では
大切な人たちにもう一度会いたいな
そして、いつまでも大切な人たちの
助けになれるような存在でいたいと
私は勝手に想像するのです
「逝くとき」
愛する人のもとへ 私が伝えたい思いをそっと置いてゆきましょう
私が愛した人たちはきっと 私の思いを受け取ってくれるはずだから
私は思い残すことなく 思い濁すことなく
新しい世界へ行くことができるだろう
きっと私を縛るものはもうないはずだ
私の精神は思っている以上に 軽快で清々しいものとなる
地球の重力から解き放たれ あんなに重かった体は
背中に羽が生えたように軽やかにフワリと浮き
私は空を歩く そして私は旅立つ
愛する人たちに後のことは全て任せて
たった一言「さよなら」と告げて
私は次のステージに向かうのだ
ああ楽しみだ 心が躍る
いつか私が人生を終えるときには こんなふうに
愛する人たちの幸せを願い 前向きに旅立っていきたいと思うのです。