ウサギ雑学(しつけとトイレ)

kagoha0804@outlook.jp

野生の時のなごり?飼いウサギの行動

◎飼いウサギの行動の中には、野生の時の習性による行動があります。

  • ウサギが狭い場所に入りたがる。
  • 前足を穴を掘るように前後に動かす動作
  • ウサギは縄張り意識が高く、特にオスに多い行動で「尿スプレー」をする。
  • 決まった場所に排泄をする
  • 昼間より夕方から早朝に元気になる
このような行動を把握したうえで、ウサギをしつけるにはどのように行えばよいのでしょうか?一緒に暮らすとなると、ウサギにもある程度マナーを身につけてもらう必要があります。部屋の中で飼う場合は特にですよね。
とはいうものの、ウサギに「善悪の区別を考えて行動しなさい」といっても無理があります。性格や気性にも個体差があります。「しつけ」を行うときには、根気強くしつけを行わなければなりません。
ウサギは、2~3ヶ月ぐらいの方が覚えやすいため、できれば子ウサギのうちに「しつけ」を行いたいところなのです。

実際に「しつけ」はどうやれば良いの?

ヾ(≧▽≦*)o「良いことをしたときには、優しく褒めましょう」
◎言葉の意味よりも、口調や態度でウサギが褒められていると感じるように話すことが大切です。
飼い始めたウサギにとって、慣れない環境や飼い主の存在はストレスの原因になります。ウサギの様子を見ながら少しずつ慣らしていくことで、安心してもらうことも大切です。
( •̀ ω •́ )y 行動心理学の基本的な理論で「オペラント条件づけ」といものがあるよ。
これは、動物が自分から進んで行った行動のあとに、その行動の頻度を増減させる学習原理のことだよ。この方法は動物の「しつけ」や「トレーニング」にも活用されているんだって。

・動物が自分から進んで行った行動のあとに、動物にとって「好ましい刺激(例えば、優しく褒める、おやつを与える等)」を与えると行動の頻度が増加し、「嫌な刺激(叱られるリードを強く引っ張る等)」を与えると行動の頻度が減少するんだ。
例えば、犬が「おすわり」という合図に対して座った場合、その行動に報酬を強化することで、次も同じ合図に対して犬が座る行動をとる可能性が高まるという事なんだよ。
【やってはいけないことのルール作りをしましょう】
◎あらかじめ「ダメ」や「こら」などの悪いことをしたときの言葉を家族で決めて、ウサギに分かってもらいます。
やってはいけないことのルールを家族で決めておき、ウサギが「良いこと」なのか「悪いこと」なのかを迷うことがないようにしておくことが大切です。
同じようなことをしたのに、怒られたり、見逃してもらったりしたのでは、ウサギは何が悪いころなのかわからなくなってしまいます。
あごすり
あごすり
実際に、家族がたまたま、舌打ちをしてしつけをしたら、そのウサギは舌打ちを聞くと怒られることを覚えたのか、舌打ちをするだけでかじるのをやめたことが何度もありましたよ。
◎ウサギが悪いことをしたときには、必ずその場で叱ります。後から叱られてもウサギには何が何だかわからないからです。
悪いことをしたときに、叩くことは絶対にやめましょう。叩かれるとウサギは人間が怖いものだと思います。
◎「しつけ」のポイントはとにかく褒めてあげることです。
◎良くできたからといって「良くできたね!!」と大声で走り寄り、ウサギを抱き上げ「えらいね!!」と頬ずりをするようなことはいけません。
大声を出した大きな生物が走り寄ってきて、高い場所に持ち上げられる。まだ慣れていないウサギにとっては恐怖でしかありません。
飼い主本位の愛情の押し売りではなく、ウサギの身になったわかりやすい「しつけ」を繰り返し行うように心がけましょう。
【ウサギは名前を覚えることはできるの?】
◎決まった簡単な言葉、例えば名前などを呼ばれると「いつもこの人が、いつもの言葉を言っているぞ!」というくらいは理解しているようです。
それが自分の名前だとわからなくても、名前を呼ばれた後に遊んでもらったり、おいしいものがもらえるとなれば、名前に反応するようになります。

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あごすりブログ
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ウサギの飼い主
飼い主歴:38年 今まで4品種のウサギをお迎えしました 静岡県在中 1979年生まれ
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