ウサギ雑学(しつけとトイレ)
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あごすりブログ
◎「アナウサギ」は地中海性気候を好みます。地中海性気候は、夏は高温で乾燥し冬は雨が多く降る温帯気候となっています。
カリフォルニアやチリ中部、南アフリカ、オーストラリア南部などにも分布しています。野生のアナウサギは、暑い日中は涼しい地中の巣穴で過ごしています。
【日本の気候】
◎日本列島は南北と長いため、北は╰(*°▽°*)╯北海道(亜寒帯気候)から
╰(*°▽°*)╯南は沖縄(亜熱帯気候)まで様々な気候に属しています。
また、高い山々が連なる山脈があるため、冬は日本海側では曇りや雪または雨の日が多い一方、太平洋側は晴れの日が多くなります。
これらのように地方によって天候には大きな違いが見られます。
╰(*°▽°*)╯日本は地域によってもだいぶ環境がちがうね。
・「亜寒帯気候」というのはね、夏は暑くて高温になるけど期間が短くて、冬の寒さが厳しいのが特徴だよ。
・じゃぁ、「亜熱帯気候」は逆なのかな?
「亜熱帯気候」は沖縄や小笠原諸島がこの気候だよ。特徴は年間の平均気温が18度以上で、冬の気温が0度以上の場所だよ。
年間降水量が1000mmも超えるんだよ。
<温度と湿度>
◎気温は動物の活動や生息に大きな影響を与えます。気温が低くなると動物は活動が鈍くなり、野生では卵を産んで亡くなってしまったり棲む場所を変えたりします。逆に気温が高くなると、数が増え活動的になります。
◎動物の体温は筋肉量や運動量が多いほど高くなります。鳥類と哺乳類は「恒温動物」と呼ばれ、外気温が変化しても体温を一定に保つことができます。
ウサギもこの「恒温動物」に属します。
ちなみに、ウサギの体温は約38度~40度(直腸温)と、私たち人間よりも高めです。
【湿度と気候の関係】
・湿度が高いと気圧が低下します。
低気圧や台風が接近すると、多くの水蒸気が流れ込み湿度が上昇して雲が広がり雨が降ります。
・日本の高い湿度は結露の他、カビやダニを発生させる原因でもあり住まいの大敵と言われています。
・湿度が高い方が空気中に水分を含むことが多いため、温度が低くなります。
◎動物が快適に過ごすには、室内の湿度を「40%~60%」程度に保つことが適しています。湿度が高いと、気温が高く感じられ動物の体に負担がかかる可能性があります。
◎ウサギにとって最適な環境は、「室温が15~26度、湿度40~60%」ほどです。
湿度が70%を超えると、元気がなくない、ぐったりとしているなど不調が現れることもあります。
<動物にとって気圧とは?>
◎気圧の変化はペットの体調に影響を与えることがあります。
・眠っている時間が増える、・暗い場所や狭い場所に入って出てこない、・軟便や下痢症状などが見られることがあるかもしれません。
理由としては、
・気圧の変化を感知する「内耳(ないじ)」が刺激され、自律神経に影響を与える。
・気圧の変化によって体内の気圧と外部の気圧のバランスが崩れる。
・気圧の変化によって、血管や╰(*°▽°*)╯関節包が拡張し血流がとどこおったり、関節周囲の神経が圧迫されたりすることがある。
◎ウサギは「うっ滞」などを引き起こしやすくなります。
╰(*°▽°*)╯ 「関節包(かんせつほう)」というのは、骨と骨の接合する部分を包み込んで関節を護る袋のような形をした膜のことだよ。関節を安定させたり制御、固定することにも役割を果たしているんだ。